出かける前の、最後のピース。
目指したのは、手ぶらで出かけるあの感覚。
スマートフォン、財布、鍵。
いつもの持ち物を、身体のそばへ。

半円のフォルム。革の表情。大きな引手。輪郭を締める金具。
削ぎ落としたからこそ、一つひとつが際立つ。

一枚ごとに異なる革の表情を見極め、
厚みを選びパーツを切り出す。

腰に下げたときの収まり。物を入れたときの膨らみ。
繰り返し触れる部分の強度。
ただ、美しいだけでは終わらせない。

ベルトループに取り付けて、いつもの持ち物を身体のそばへ。
手に持たず、ポケットをひとつ増やす感覚で。

ストラップを取り付ければ、コンパクトなショルダーバッグに。
持ち方は服装や場所に合わせて。

身体の近くにあるから、使いたいときに、すぐ手が届く。
大きな引手で開き、そのまま中身を取り出す。
ポケットに手を伸ばすように自然な動きで使える。

取り出すことの多いスマートフォンは、独立したポケットへ。
他の荷物と分ける事でファスナーや金具との接触を避け、
必要な時に迷わない。








